属さない女たち

It does not belong to women

「怒り」を出す勇気

 

何年か前、

 

私の子連れ逆単身赴任で

実家の近くに住んでいた頃、

 

 

昼間は仕事で午後から専門学校に行き

子供達は、ママが帰ってくるまで

おばあちゃんちで待機。

 

そんな生活を2年ほど続けた時期があった。

 

2年もいるとさ、

両親との生活のリズムの違いとかで

まぁまぁ、ストレスをお互い抱えたりね

してた。

 

子供達もまだ小さかったし、

はたから見たら

子供ををほっといて

ママだけ好きなことしてる批難みたいなのが

あったんだと思う。

 

ブツブツ言われたり、

愚痴を言われたり、

「あなたはイイわね」みたいなことを

言われたりしてたから

 

なるべく会わないように、

してたけど

ある時、事件が起きたことがキッカケで

私は、父親と凄まじい喧嘩をすることになった。

 

私は小さな時から

無口で無愛想で自分勝手で幼稚な

お父さんが大嫌いで、

中学生の頃から口をきかなくなった。

 

そのまま、打ち解けることもなく

何もなければ何もしない。

ある一定の距離をとって暮らしていた。

 

言いたいことは言わず、

心の中でずっと「反抗期」が続いていた。

 

でも、その溜めていた思いが、

ある事件をきっかけに大爆発し、

私は、お父さんにこれでもか!!!というくらい

汚い言葉を吐き、怒鳴り、大声で泣き叫び

 

ずっとずっと抑えていた気持ちを

全部全部、ぶつけることになった。(結果的にそうなった)

 

お母さんや子供達が止める中

私は、もう止まらない。

止まらない。

 

そのまま家を飛び出し

泣き続けた。

 

 

今まで抑え続けてきた怒りと

 

お父さんにひどいことを言ってしまった、

傷つけてしまった、

私が私を抑えきれなかった、

罪悪感で泣き続けた。

 

(ごめん、ごめん、ごめん)

 

ひとしきり、泣き切った後

 

全身の力が抜けて、

ボワ〜ンとしている中で

気づいたことがあった。

 

 

「私、お父さんのことがこんなにも大好きだったんだ」

 

 

そしたら、

お父さんが私に向けてくれていた惜しみない愛情に気づいた。

 

 

「私は、こんなにも愛されていたんだ」

 

お父さんが子供達を遠くから

そっと見守るその後ろ姿が見えて、

 

また涙が溢れ出した。

 

 

それから、数年経ち・・・

 

今は、お父さんが大好きで

お父さんの不器用な優しさが時々微笑ましくて

 

お父さんは誰よりも

家族が大事で、

お母さんのことが大好きで

子供達のことが大好きで

孫のことが大好きで、

 

誰よりも愛情深く

誰よりも大きくて

誰よりも心強い

存在になっている。

 

 

その時は、お父さんに怒りをぶつけてしまったことを

責めていたけど、

 

今となっちゃあ、

あの時、抑えていた怒りを

本人にぶつけられたからこそ

 

今、こんなにも「お父さん、大好き!」って

なってるんだと思う。

 

これって、親子に限らずそうなんだと思う。

 

夫婦でも、恋人同士でも、友達でも

健全にケンカをすることってとっても大切なんだ。

 

感情を無理やり押し込めてしまうから

ボタンのかけ違いが始まっていく。

 

日本人の我慢強さは、美徳とされてるけど

不快だと思っていることを

我慢して、思いを伝えず飲み込んでしまうのは

やっぱり良くない。

 

そして、それは別の何かにすり替えて

他の誰かにぶつけるのも、違う。

 

怒りは正しい方向に健全に出せばいい。

 

それには、まずは

「怒り」を出す勇気を持とう。

 

不快なことは、我慢しない。

 

私もついうっかり我慢強すぎて

我慢しがちだけど

これは肝に命じよう。

 

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